こんにちは、ほうりです。
2020年5月からコールセンターから工場のライン作業に仕事を変えたのをきっかけにダイエットを始めてみました。
数年前から散々周囲に痩せないのかと指摘されるくらい太っていた私。
しかし…
ダイエットする
↓
ちょこっと痩せる
↓
もう少し頑張ろう
↓
痩せない
↓
何で!?
↓
やけ食い
↓
リバウンド
↓
ヤバイ/(^0^)\
↓
以下魔の無限ループ(数十年)
というお約束な展開を何度も経験しました。
そんな私がなぜ改めてダイエットを始めようと思えたのか。
それは丁度この頃からセルフコーチングを始めたからです。
丁度いい具合に勤務先の最寄り駅から現場までの距離が格段に増えたのと、立ち仕事の合間にも半日歩きっぱなしの時もあったので、どうせならと過去最高に痩せていた頃の自分をゴールに設定して開始。
約2年半経った2022年11月現在、-34Kgの減量を達成することが出来ました。
マインドコーチングに出会ってから、これを最後のダイエットにしようと挑戦して分かったこと。
ダイエットとマインドコーチングってとても密接なかかわりがあるのだなと現在実感しています。
私がセルフコーチングを始めるきっかけになった森昇さんのブログで、ダイエットを例にした記事がアップされています。
たとえば、ダイエット。
「甘いものを食べ過ぎたら太るから減らさないといけない」ことは頭では理解できているけど、今までずっと甘いものを食べていたから、「気合い」や「根性」でやめても上手かないどころかリバウンドしますよね?
なぜなら、あなたの無意識は「ダイエットをしないで甘いものを食べてる自分」にリアリティを持っているからです。
引用元:三日坊主になる2つの原因と正しい克服方法まとめ。コーチングを使って出来る自分になろう!
太っている人は、食べることが好きなわけですが、痩せたいと思っていても太っていることがコンフォートゾーンであれば、やりたいことは食べることなわけです。
引用元:知らないことや判らないことがあるのは幸福だと改めて思いました。現に私は今物凄くワクワクしています【セルフトークZeroToOne感想】
例えばダイエット。
「そもそもダイエットをしたくない」と思ってるのに「10Kgダイエットをする」というゴールを設定したとします。
「やせて健康的な体を手に入れてとても嬉しい」
「ダイエットに挑戦してる自分は偉い」
とセルフトークをマネジメントしても、「いやいや、別に痩せたいと思ってないし」と心の中で思ってたら、僕たちは心の中で思ってることを優先するという事です。
引用元:【驚愕】セルフトークを変えても良いイメージが持てない原因と解決策
例えば、僕の元でマインドコーチングを学んだ人の話ですが、
今まで頑張っても痩せられないどころかぶくぶく太っていた人でしたが、
1年で20kg痩せて、
食事制限とか筋トレせずに今でも維持し続けていますが、彼女がやったことと言えば
自分があるべき状態(コンフォートゾーン)を、
太っている自分から痩せている自分に変えたことです。痩せた体型、体重が自分らしいので、
自然と食欲も抑えられたり、
運動量が維持できる習慣を身につけたりして、ダイエット特有のきつさを感じず痩せてしまいました。
これも現状のコンフォートゾーンから抜け出した結果です。
引用元:【体験談】自分の責任から目を逸らす為に現状を変えず過去や他人や状況のせいにする状態を維持するマインドセットがビジネス活動を妨げる原因だと気づけました【ビジネスコンサル感想】
これらに書かれていることは紛れもなく事実です。
まだまだ記事はあるのですが、そのどれもがダイエットを成功させたからこそ同意できる物ばかりでした。
では、具体的にダイエットとセルフコーチングに共通することとは何なのか? ダイエットの成功に欠かせない思考とはどんなものなのか?
以下からそのことについて、私なりの体験談を交えてまとめてみました。
ダイエットとセルフコーチングの成功する共通点①ゴール側の自分にリアリティを持つこと

今までの自分を変えたいのならば、現状の外にゴールを設定するのがセルフコーチングの大前提になります。
これは、森昇さんのブログで常々書かれていることですし、森昇さんがお勧めする苫米地英人さんの著書にも繰り返し書かれています。
脳は良いことも悪いことも関係なく、リアリティがある方を現状と捉えます。
加えて現状を維持するためには手段を択ばないという、まるで働かずに済むためには努力を惜しまないプロニートのようなやつです。
そんなプロニート相手に現状で叶う範囲にゴールを設定してしまうと、「それなら現状維持でいいんじゃね?」と判断し、結局何も変わらないという所謂無限ループに陥ります。
冒頭で私が書いた魔の無限ループ(数十年)は、正に脳が「変わらなくてもいいんじゃね?むしろ変わるな」と現状維持を選んだという事に外なりません。
ダイエットするにもゴールは定めず、ただ痩せればいいとしか漠然と思っていなかったのですから、そりゃ脳だって現状維持を選ぶというものです。
一念発起して「〇月までに10㎏痩せる!」と現状の自分から抜け出す目標だけを立てても、プロニートの手にかかればそんな面倒なことは御免だと言わんばかりに、痩せることを諦めさせようとしてきます。
ダイエットを成功させる秘訣は、ダイエットに成功”した”自分で常にいること
じゃあダイエットをどうやったら成功させるのか。
それは『既に10㎏減に成功した自分』を基準にして今を眺めることです。
10㎏減量に成功した私なら、こんなに無駄なお菓子を買い込んでいない
10㎏減量に成功した私なら、ダラダラしてないで1分でも多く歩いている
10㎏減量に成功した私なら、ウォーキングがてらに片道30分かけて通勤する
等々
そんな風にゴール側の自分を基準にしていくと、プロニートという名の脳は「あれ?こっちの方がリアリティがあるぞ」と楽な方に流れていきます。
そして10㎏減量に成功していない今の自分に対して「ゴルァ!さっさと10㎏減量に成功した自分に戻らんかい!!」と強烈な違和感でケツを叩いてきます。
そうした違和感をどうにか埋めようと発生するのがモチベーションです。
『何が何でも10㎏痩せてやる!』と言ったモチベーションが湧き上がり、結果的に10㎏痩せるために必要な情報や行動を自分自身で取捨て出来るようになります。
実際、今までの私は

階段?エスカレーターやエレベーターがあるのに?

カロリー計算?かったるい

食事制限?食べたい時に食べたい物を食べるのがジャスティス!

自分が降りる駅よりも前に降りて1~2駅分を歩く?乗車賃も時間も勿体ない
と難癖をつけてやりませんでした。
それが今ではすっかりゴール側の痩せた自分に立って現状を見据えている状態です。

エレベーター?エスカレーター?階段があるじゃん。

あすけんのダイエットアプリサイコー!カロリー計算出来て運動量も測れるとかネ申アプリやんけ!!未来先生可愛いよハァハァ(*´Д`)

よし!いつもは3駅分歩いてるけど、今日は5駅分歩いて行こう!

往復1時間なら自転車の方が断然早い。電車、バスは最終手段だ。
といった具合です。
しかしそのことに対して全く苦痛はありません。むしろ常に「みwなwぎwっwてwきwたw」状態です。
ゴール側の自分にリアリティを持たせることが如何にダイエットにとって重要か、ご理解いただけたかと思います。
ダイエットとセルフコーチングの成功する共通点②他人軸ではなく自分軸

セルフコーチングは自分の心に蓋をしないで、隠された本音を掘り起こすところから始まります。
そして自分を変えるためのセルフイメージやセルフトーク、アファメーションなどを行っていきますが、そこに他人が入る余地は一切ありません。
あくまでも自分が本当にやりたいこと、自分が何故そう感じたのかをひたすら掘り下げていく作業になるので、必然的に自分軸になるのです。
今回のことを例に挙げると
何故10㎏痩せたいのか?
↓
痩せて服をサイズダウンしたい
↓
何故サイズダウンをしたいのか?
↓
おしゃれな服が大きいサイズにはないから
↓
何故おしゃれな服を着たいのか?
↓
もともとパンクやゴスロリファッション大好きなんだけど、太っているから似合わないといつの間にか諦めちゃって…
↓
何故~~~
↓
何故~~~~
と、ひたすら「何故」を繰り返していきます。
それはとことん自分に向き合う作業であり、なりたい自分にこれから変わっていくために必要なプロセスです。
ダイエットも正に今の自分と向き合いながらどう変わりたいのかを自問自答していく必要があり、それによって今の自分よりももっと良くなっていく結果を出すのがセルフコーチングと共通しています。
他人にどう見られるよりも自分がどうなりたいかがダイエットを成功させるコツ
ちなみにセルフコーチングを行う際、とにかく”自分がどうなりたいのか”にフォーカスしていくことになります。
”他人からどう思われたいのか”に軸を置いてしまうと、やりたくもないことをやらなければならないと思い込んでしまい、今の状態よりもしんどくなりがちです。
決して自分の本音には蓋をせず、今、自分が本当にやりたいことが何なのかを丁寧に掬い上げて、メモを取るなりして意識に上げて行くのが何よりも大事です。
ダイエットもそれと同じで、”誰の目から見ても痩せてキレイだと思われなくちゃならない”と思いこんでしまうと、無茶な食事制限や運動を繰り返し、自分を追い詰めてしまうリスクはグッと上がります。
私がダイエットに成功したい本音は、『痩せれば自分にとってたくさんのメリットを受け取ることができるから』というものです。
以下、私のセルフトークノートから抜粋したメリットです。
- お尻を付けて正座が出来る
- 仰向けに寝て、両膝を持ち上げて手を回すことが出来る
- お腹の肉がつっかえないから足の爪切りも楽になる
- 脂肪が減っていくので、注射や点滴の時も血管が見えやすい
- 洋服のサイズもダウンするので安価で買えるのが多くなる
- 前屈した時に床に指先が付く
- 大をした時、お尻を後ろから拭けるようになる
- 和式のトイレもきちんと踵を付けてしゃがめる
これ、太っている人あるあるなんですけども、そうでない人から見ると「え?それがメリットで続ける本音なの?」と首を傾げると思います。
でもこれが私がダイエットを成功させたいと思う心からの本音で、考え付く限りの最大のメリットです。
現に、少しずつ上記のことが出来るようになっていき、物凄くやる気に満ちています。
ダイエットの目標は他人の目から見てくだらなくても、自分にとって重要なものであることが一番大事です。
どうか自分に嘘をつかず、本音の目標を掲げて頑張ってください。
ダイエットとセルフコーチングの成功する共通点③ゴール達成だけにこだわらない

先述した通り、セルフコーチングで重要になるのは、今の自分の現状よりも外にゴール設定をすることです。
人は慣れ親しんだ現在の環境(コンフォートゾーン)で達成できるゴールを立ててしまうと、サボりの天才である脳に言い含められてしまいます。
そのため、到底今の自分では手の届かないコンフォートゾーン外にゴールを設定するのが基本中の基本になります。
ですがその間、わき目も降らないでゴール達成のために邁進できるかというとそうではありません。
そこで重要になってくるのが、ゴールを達成する合間に自分にかける言葉選び(セルフトーク)です。
ゴール設定は-30㎏減。でもそこに固執はしない
当初のゴール設定を大幅に上回って実際は34㎏痩せることが出来ましたが、ゴールはカジュアルに更新することを推奨されています。
なので最終的な目標は、更に8㎏落として56kgになることです。
でもこのゴール設定だけでは、何が何でも56㎏まで落とすんだと目先の数字に躍起になり、無茶な減量に繋がりかねません。
毎日血眼で体重計に乗り、0.1㎏や0.2㎏の増減に一喜一憂して、激しい運動+極端な食事制限に走る。
↓
それでも体重は思うように減らない。
↓
結果、やっぱり自分には無理なんだと自棄になるように脳が働き、リバウンドを起こす。
そんな風になるのはもうまっぴらです。
なので私は、理想の自分の体形に戻るというゴールの間にこういうセルフトークを心掛けています。
- いちいち数値には振り回されない
- 短期間で結果を求めない
- 運動を習慣化するために、一日一歩、三日で三歩進むくらいで丁度いい
ダイエットは自分との闘いとも言われますが、使うセルフトークによってイージーモードにすることが可能です。
体重が思うように落ちなかったからと言って自分を責めなくてもいい。
逆に継続して頑張っていることを褒めてあげればいいのです。
そうすることによって、自分は頑張ることが出来るのだというエフィカシーが高まり、ダイエットにも意欲的に取り組むことが出来ます。
ダイエットとセルフコーチングの成功する共通点④やらなくちゃではなく、やりたい、やろうのセルフトーク
人は”やらなくちゃ”という気持ちで知識を得ようとしても、身に付かない生き物です。
学生時代に教わった数学の方程式や証明問題の解き方は覚えていますか?
私は高校卒業と同時全部忘れました\(^0^)/
逆に”勉強したいから学ぼう”とやる気を出して取り組んだものは、年月が経っても色褪せません。
二次創作のための最低限のルールや文章の書き方、サイトの作り方など、忘れようにも忘れられない知識となって私の中にあります。
変わらなくちゃと思っているうちは人は変わることができない。
とある作品で目にした言葉ですが、これはまさにダイエットにもマインドコーチングにも当てはまります。
所謂Have toの考え方であり、『周囲に太ってるから痩せろと言われたから変わらないといけない』という気持ちで始めたダイエットは十中八九成功しませんし、仮に痩せたとしても健康面などは度外視しているので不健康そうにしか見えない。
そしてやりたくないことを無理にやった反動としてリバウンドで更に太るという地獄へまっしぐらな結末が待っているというわけです。
食事の量を減らせたセルフトーク

ダイエットに欠かせないのはカロリー計算と食事制限ですが、私はほとんど食事制限はしていません。
基本的に食べたい物をバランスよく食べて、アプリで算出されたカロリーを元にして、それを超えないことに重点を置いています。
ただ、この制限カロリー内に収めるというのがなかなか難しく、食べ過ぎないようにしなくちゃというセルフトークがありました。
それがガラッと変わったのが、お腹が空くのは糖分が欠乏しているためであることを知ってからです。
現在デスクワークをしているのですが、身体は使わなくても頭は使うので、どうやったって糖分は足りません。
昼ご飯を結構な量食べたのにまだお腹が空いていて、チーズとチョコレートを摘まんで空腹を抑えたこともしょっちゅうです。
糖分が足りないと低血糖になり、何とも言えない気持ち悪さに見舞われるのが何よりも嫌でした。
なので『どうせ糖分が足りなくて何かしら摘まむのだから、昼と夜は少なくてもいいや』というセルフトークを使うようにしました。
すると、栄養バランスは摂れていてもどことなく量が多かった昼食を結果的に減らすことに成功し、糖分を取ることによってカロリーが増えるという罪悪感が無くなりました。
勿論一日の目安のカロリー量も守ることが出来ています。
“しなくちゃ”よりも”してもいい””やろう”
たったこれだけでも、ビックリするくらいにやる気の出方が違ってきます。
誰もが納得できるようなセルフトークで、◯◯しなくちゃと自分を追い込むよりも、自身が納得する”◯◯してもいい”セルフトークを使う方が、ストレスもなくダイエットを続けやすいことに気づけました。
まとめ
いかがでしたか?
ダイエットに成功するためには、まずセルフコーチングの原点であるゴール側の自分を想定して行動するのが大前提です。
また、ダイエットの最大の難所である体重や体脂肪などの数字に振り回されず、投げやりにならないというセルフトークも非常に大切になってきます。
ダイエットに限らず物事をやり遂げるのに必要なのは、気合でも根性でもなくマインドです。
他人のためではなく、自分が痩せたいから痩せる。
痩せたら自分にとってこんなにもメリットがある。
それらを噛んで含めてセルフトークを繰り返すのがダイエットを継続させる最初の一歩です。
まずは理想の体型にまで痩せた自分ならどう考えどう行動するかを、常にイメージをし続けるところから始めてみましょう。
そうすると自ずと今の自分に不協和を感じ、ゴール側の自分にとって必要なものを自然と取捨てするようになります。
私もまた明日から、無理をしないで痩せた側の自分の行動や考え方で頑張ります。